レーシックを受けることに決めた理由
15年間、ワンデーアキュビューディファインを使用していた私。
ある日、いつも通り処方箋を作りに行ったところ、眼科医から衝撃的な一言が。
角膜内皮細胞の数が危険水域なので、このコンタクトレンズはもうやめましょう
血の気が引く私。
長年ディファインが手放せませんでしたが、目の健康のほうが大事です。
一刻も早く、コンタクトレンズから脱却しなければと視力回復手術を決意しました。
角膜内皮細胞とは…
角膜の内側にあり、角膜の透明性の維持に重要な細胞です。
30代の平均は2800~3300個くらい。
2000個を切るとコンタクトレンズは使用不可になります。
この細胞は加齢やソフトコンタクトの使用で減少し、減ってしまうともう元には戻りません。
将来白内障の手術も出来なくなり、500を切ると角膜移植手術が必要です。
ソフトのコンタクトレンズを使用されている方は、必ず数を測ってもらってください。
当初はICL手術をするつもりだった
ICLは目の中にレンズを埋め込むため、万が一失敗しても取り出すことができます。
一方レーシックは角膜を削る為、元に戻すことができません。
そのため、当初私はICLを希望していました。
ICLは失敗しても元に戻せる!
結局レーシックにしたのですが、今から思うとレーシックにして良かったです。
ICLは失敗しても取り出せると言いますが、取り出すのは簡単ではなく、感染症のリスクも高いです。
また、15分程度で終わるとはいえ、手術をもう1回やる精神的苦痛が大きい。
失敗したからといって、安易に取り出せるものではありません。
そして費用の面でも、ICLでは60~80万するところを、レーシックで26万に抑えることができました。
レーシックで何の問題も無かった~
むしろ予算が大幅に抑えられて結果オーライ!
新宿近視クリニックに決めた理由
色々調べた結果、2つのクリニックを最終候補としました。
金額、症例数、アクセスの良さ、検査の丁寧さから
- 新宿近視クリニック(家から通いやすい)
- アイクリニック東京サピアタワー(多くの芸能人もここでやっており権威性がある)
この2つに絞ったのですが、どちらにするかが決められない。
目のことだから絶対失敗したくないと思うと、最終判断が出来なくなってしまったのです。
目のことだから、クリニック選びは絶対に失敗できない!
しかし、通っている美容院のお客さんで、昨年新宿近視クリニックでICLを受け、大満足と言っている方がいると聞き
私も新宿近視クリニックに決めました。
完全にクリニック迷子になっていたので、背中を押してもらえてありがたかったです。
やっぱり最後は生の口コミですね!
私のレーシック体験談
予約(2023/12/13)
新宿近視クリニックのサイトからサクッと予約しました。
ネットでも電話でもOKです。
電話はフリーダイヤルで、番号を選択していかないとオペレーターに繋がらないので、ネットのほうが楽かもしれません。
適応検査はクリニックの規模によりますが、私が予約を取れたのは、最短で2週間後でした。
ICLやレーシックは大人気の手術の為、検査日は結構先になってしまいます。
思い立ったら、早めの申し込みをしましょう!
また、適合検査の前はコンタクトレンズ使用不可になります。
ハードは2週間、
ソフトは3日前から
コンタクトレンズが使えません!
こちらも踏まえて適合検査日を決めましょう。
私は土日と在宅勤務を上手く組み合わせ、眼鏡で出社を回避しました。
適応検査(2023/12/25)
検査時間は大体1時間半くらいです。
眼圧と視力くらいですが、角膜内皮細胞の数や、眼球の形など、細かく検査されます。
最後に瞳孔を開かせるために目薬を差します。
これが老眼のようにボヤーっとするので辛い!という人もいるようですが、私は特に不快感はありませんでした。
検査の結果を踏まえて、最後に医師の診察に入ります。
ここで医師から衝撃的な言葉を告げられます。
残念ながらICLは不適合です
えっ?
ICLをする気満々だった私は、一瞬頭の中が真っ白に。
不適合の理由は角膜内皮細胞の数が規定数よりも少ないから。
ICLを行うためにはいくつか条件があり、角膜内皮細胞が2000個以上というのもそのひとつ。
検査の結果、私の角膜内皮細胞の数は
・右目1910個
・左目2000個
ICLの条件を満たしていなかったのです。
ここでも角膜内皮細胞の数がネックになるとは…。
ICLも出来ないし、もうコンタクトも付けられない…。
これからは眼鏡生活?終わった…。
目の状態を説明して下さる先生の言葉もどこか遠く、呆然としていた私でしたが、
ですが、レーシックは適応になります
レーシックにします!!
即答しました。
視力回復する方法がまだあったことに本当に感謝しました。
こうして、当初頭に無かったレーシック手術をすることに。
診察の後は、カウンセラーさんからレーシック手術の説明があります。
レーシックにも幾つか種類がありますが、一番高い26万円のReLEx SMILEにしました。
目のことですから、何かあったときに一番高いコースにすればよかったと後悔したくないと思ったからです。
今見たら、価格改定されていました。(2024/4月)
どんどん値上げされていくので、善は急げですね!
ちなみに新宿近視クリニックの待合室ではコーヒーや紅茶、お茶菓子が用意されています。
手術日(2024/2/6)
首が詰まっておらず、繊維が出にくい服との指定だった為、ユニクロのスウェットで行きました。
まずはお会計(16:15)。
湘南美容クリニックのポイントの説明を受ける。
私の場合3,000ポイント貰えることに。
このポイントは翌日の検診時から使用できるそう。
最後に保護用メガネを渡される。
再度視力検査(16:45)
視力検査で「1.5まで回復します~」と言われる。
手術前準備(17:15)
看護師さんに呼ばれ、手術前のお部屋に案内されます。
点眼麻酔を看護師さんが何度も差してくれます。
痛いのは嫌なので、麻酔が浸透するようになるべく目から流れ出ないようにしました。
その後、実際に手術してくれる先生のが直前に診察。
手術開始(時間は不明)
まず、フラップという目の表面に蓋を作る手術から始めます。
先生から「緑の点を見ていてくださいね~」と言われるので凝視。
他の方のレポだと、一瞬何も見えなくなり失明したのかと心配したという話を見ましたが、私はそんな瞬間は無かったです。
そして、多くの方が気にする痛み。
ネットで検索すると目が押されているような違和感はあるけど、痛くはないという感想が殆どですが、正直に言って私は痛かったです。
確かに右目は違和感のみで痛みは感じませんでしたが、左目が…。
痛いといっても、激痛などではありません。
ちょっと痛いなという程度で、全く耐えられる痛みでしたので、過度に怯える必要はありません。
ただ、ネットを見るとあまりにも痛くなかったという感想ばかりなので、あえて本当にことを書きました。
フラップ作成の後は、隣の台に移動して、レーザー照射を行います。
目を洗浄したり眼球を拭かれたりと、ちょっと忙しいです。(先生が)
麻酔が効いているため、もちろん痛みはありません。
機械が上から迫ってきて、先生が照射時間を唱えるのですが、私は18秒でした。
近視度合によって、削る時間は変わってきます。
私は視力0.07だったので、削る時間も長めのようです。
レーザー照射中は焦げる匂いが!
角膜を焼いて削っているわけですからね。
なんだか顔脱毛みたいです。
左目はフラップ作成時に痛みを感じたため、痛みは大丈夫かかなり不安でしたが、やはり多少の痛みはあるものの、こちらも全然耐えられる痛みでした。
(右目は無痛でした)
そして手術終了!
体感は10分かからないくらいでしょうか。
手術後は休憩室に行くのですが、驚いたのが、台から立ち上がった時に、自分の足と床がはっきり見えたこと!
もう視力回復してる~!
本当に視力が回復していると感動しました。
休憩室で10分程度休み、異常が無ければそのまま帰宅です。
やり遂げた~!!
クリニックを出たのは18:00。
大体1時間45分ほどの滞在でした。
視界もぼやけていますが、1人で問題なく電車で帰宅できました。
クリニックを出てから左目に染みるような痛みを感じました。
痛み止めの目薬も貰っていましたが、飲むほどでは無かったので私はそのまま我慢。
痛みが苦手な人は無理せず痛み止めを服用してくださいね。
術後1時間半後くらいに、視界がクリアになりました。
同時に左目の痛みも無くなりました!
埋没二重整形していてもレーシックは受けられる?
私、埋没二重整形しているのですが、取れないか不安で・・・
余談ですが、休憩室で休んでいるときにこれからレーシックを受ける別の患者さんが二重埋没が取れないか心配だと看護師さんに相談していました。
看護師さんいわく
「私も二重埋没していますが、大丈夫でしたよ~」
とのことなので、埋没されている方でも受けられるようです。
なので、二重埋没されている方も安心して下さいね。
ちなみに私も二重埋没していますが、レーシックでも取れませんでした。
術後の経過
翌日検診
翌日検診
右目 0.8
左目 0.7
視力が1.0に届いていないことに衝撃を受けました。
1週間後検診
1週間後検診
右目 1.2
左目 1.5
乱視ほぼ無し
自分の感覚としては、1.0に届いていない気がしたのですが、検査の結果は良好。
モヤモヤとした違和感を抱く。
1ヶ月後診察
1週間後検診の後は3ヶ月後検診なのですが、
やはり視力1.0は無い気がする!とクリニックに電話したところ、その日の夕方に診察してくれることに!
アフターサポートがしっかりして安心ですね。
しかし視力検査の結果は
右目 1.2
左目 1.5
え、本当に?
クリニックの検査が信用できず、その足で近所のかかりつけのクリニックで再度視力検査をしました。
その結果。
右目 1.2
左目 1.2
左目には乱視があるとのこと。確かにこのころは遠くの文字は滲んで見えてました。
視力1.2あるのは間違いないみたいなのですが、コンタクトの時の1.2とは見え方が全然違う。
眼医者さんいわく、視力検査の際にしっかり見えて「右」も、殆ど見えないけどなんとなく「右」も同じ1.2だから
視力というのは実際当てにならないそう。
2ヶ月後(ブログを書いている今の状態)
2ヶ月後の今、視力はしっかり回復し、なんと左目の乱視も綺麗に無くなりました。
自分の感覚的にも視力1.5はある感じです。
私は目が弱いので、回復に時間がかかったのかもしれません。
先月までの落ち込みが嘘のように、心は晴れやか!
3ヶ月後診察
受診したら追記しますね!
レーシックをやって良かった
シンプルに楽すぎる
朝起きて、コンタクトを入れる必要がありません。
1分にも満たない時間ですが、無くなってみるとこれが案外馬鹿にできない朝の時短になっています。
帰宅して、コンタクトを外す必要もありません。
早くコンタクト外さなきゃ~と焦る必要が無くなり、精神的に楽になりました。
コンタクトを外すひと手間を省き、すぐにメイクが落とせます。
本当に楽ちんです。
旅行にコンタクトレンズを持っていく必要が無くなった。
パスポートと同じくらい旅行必須アイテムだったコンタクトレンズ。
万が一の為に予備も持って行っていましたが、もうその必要も無くなりました。
ホテルによっては洗面台が狭かったりして、毎朝コンタクトを入れるのがストレスだったんですよね。
メイクのハードルが低くなった
レーシックを受ける前は、眼鏡で過ごす日は日焼け止めのみで、ほぼすっぴんで生活していました。
なにせ目が悪すぎて、裸眼だとアイラインが引けないのです。
メイクをするならコンタクトは必須なのですが、重要度の低い予定の為にワンデーのコンタクトレンズを使うのは勿体ない。
なので、大事な予定以外は眼鏡にすっぴんで外出していましたが、これが結構恥ずかしかった。
でも、レーシックをした今は裸眼の状態で気軽にメイクができるようになりました。
目にダメージを与えない
コンタクトレンズは目にとっては異物です。
どんなコンタクトレンズであっても、目には悪影響なのは間違いありません。
コンタクトから解放され、目に与えるダメージも無くなりました。
少しでも早く、視力回復手術を受けることをおすすめする。
このブログを読んでくださっているあなたは、少なからずICLかレーシックに興味があるということですよね?
少なくとも、目が悪いことは間違いないはずです。
デメリットを理解したうえで、それでも視力回復手術が気になるのなら、是非前向きに検討してください。
何せQOL爆上がりですから。
もともとコンタクト生活に不満がなかった私でさえそう思うのですから、
・コンタクトレンズで目が乾く
・花粉の時期が辛い
・眼鏡が煩わしい
上記を少しでも感じているのなら、視力回復手術後の快適さに感動するはずです。
そして皆さんに視力回復手術をおすすめするもうひとつの理由は、
QOL(生活の質)が爆上がりすることは当然ですが、やはり目の為です。
いまコンタクトレンズを(特にソフトのコンタクトレンズ)しているあなた。
こうしている間にもあなたの角膜内皮細胞の数はどんどん減少していっています。
一刻も早くコンタクトレンズから卒業しましょう。
何度も言っていますが、減少した角膜内皮細胞はもう元には戻らないのです。
レーシックとICL、どちらがあなたにより適切かは実際に検査をしてみないと分からないので、まずは検査(無料)に行ってみてください。
新宿近視クリニックはレーシックもICLもどちらも対応可能なので安心です。
サピアタワーアイクリニック東京はICLだけなので、注意です。
もしサピアタワーだったら、レーシックができる他のクリニックに再度行かないといけないところでした。
危ない危ない…。
新宿近視クリニックでレーシックをして大満足なので、もしクリニックに迷われている方は、新宿近視クリニックは間違いないのでおすすめですよ。
おまけ
レーシックで付与されたポイントで、ドクターズコスメに引き換えができました。
一撃でこんなにドクターズコスメが貰えて嬉しい。
湘南美容クリニックの施術でも使用できます。
嬉しい副産物ですね。
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